いつもあたたかい応援をいただき誠にありがとうございます。
この度、2022年3月末日をもちまして稲葉幸平濱野貴将が退団することとなりましたのでお知らせいたします。
これまでの彼らへのご声援、劇団員一同心より御礼申し上げます。
今後のそれぞれの活躍に、変わらぬ応援のほど何卒よろしくお願いいたします。
2022年4月1日 劇団ZIG.ZAG.BITE一同 

《稲葉幸平 コメント》

 

劇団ZIG.ZAG.BITEを応援してくださっている皆様へ。

いつもありがとうございます。

 

今日は皆様へご報告がございます。

この度、僕は劇団を退団することとなりました。

 

というのも、昨年からお店をオープンしたり結婚したりアイドルを作ったり、新しいことを沢山始めました。

それからバタバタと忙しく頑張っていましたが、今後のことをよく考えてみると、このままでは劇団員として中途半端すぎるのでは、と、他の皆さんと自分との劇団員としての在り方に大きく差異が生じてしまうのではと思いました。

そこで結論として劇団を退団し、余裕がある時に外から力を貸せるような、劇団と僕とお互いがモヤモヤせずそれぞれの活動に全力を注げるような環境を作りたいと思い、この決断に至りました。

 

なので別にお芝居を完全に辞めるとか、劇団と全く交流がなくなるとか、そういうことではなく、ただ劇団員ではなくなる、というすごくシンプルなものです。

僕自身は特に何も変わらないのですが、応援してくださっている皆様に一応のご報告ということで今回、この場を設けていただきました。

 

長いような短いような期間でしたが、ありがとうございました。

今後とも、劇団ZIG.ZAG.BITEの応援をよろしくお願いいたします。

 

 

稲葉幸平

 


《濱野貴将 コメント》

 

【ご報告】

 

この度、濱野貴将は、劇団ZIG.ZAG.BITEを退団する運びとなりました。

 

まず始めに、突然のお知らせになってしまったことについて、劇団員含め、関係者の皆様、いつも応援してくださってるお客様には、ご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

 

4年前、丁度この時期に、稽古見学にお邪魔したのが始まりでした。

 

何もかもがどん底だったあの頃、これ以上失うものなんてない、と思ってた自分は、ただひたすら前に突き進んでいました。きっとそこが噛み合ったのかもしれません。

 

熱量の高さに心揺さぶられ、通し稽古を含め3回も稽古見学に行ってました。今考えると非常識でしたね(笑)

 

そして次の作品でオファーをいただき、その後、劇団員にならないかと声をかけてくださって。現在に至るまで劇団での出演作品、2桁を余裕で越えていました。外部含めたらもっといきますね。

 

走り続けました。とにかく走り続けました。

 

その結果、犠牲にしてしまったものが沢山ありました。

 

何も失うものなんてないって思っていたはずが、ただ、見えていなかっただけでした。それはこれからの人生に必要なものばかりで、その犠牲にしてしまったものを取りに帰る時間が必要だという結論に至りました。

 

それでも、劇団で得られたものは数え切れません。この4年間の時間は、かけがえのない宝物になりました。沢山笑って泣いて、沢山挫折して立ち上がって。その様々な出来事の中で、関わってくださった皆様からの温かい言葉やメッセージ。そして素敵な笑顔に、何度も救われてきました。僕は絶対に忘れないし、これからもそんな生き方がしたいです。その為にも、僕は自分自身をもっと大切にします。

 

劇団ZIG.ZAG.BITEを応援してくださってる皆様、どうぞ、これからも支えてあげて欲しいです。勿論、僕も個人として影から応援していくつもりです。

 

長くなりましたが、何者でもなかった自分に居場所を与えてくれたこと、本当に感謝しています。

 

ありがとうございました。

 

そして、役者、濱野貴将を、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

濱野貴将


《代表・到生 コメント》

 

この度、稲葉幸平と濱野貴将の2名が退団することになりました。

 

2人とも、2018年の青ピン(秋公演「たすけて! 青春ピンチヒッター!!」)にゲスト出演したのがはじまりですから、随分と長いこと劇団員として頑張ってくれました。

そんな2人が居なくなることはとても寂しく辛いものです。

 

しかし2人とも30代になり、新たなことに挑戦したり大切なものが増えたりする中で決断した今回の退団です。

代表としてしっかり送り出してあげたいと思います。

 

稲葉と濱野無しに今のジグザグはありません。

劇団がひとつ大きなステージに上がるために尽力してくれました。

本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。

 

稲葉はこれからも少し離れた位置で、余裕がある時に無理なく劇団と関わります。

濱野は今後も次のステージで役者として活動していきます。

これからの2人の行く先も応援してくださいますと幸いです。

 

僕も、2人が築いてくれたこの劇団を、残ったメンバーと共に盛り上げていきます。

これからも、稲葉と濱野、そして劇団ZIG.ZAG.BITEをよろしくお願いいたします。

 

 

劇団ZIG.ZAG.BITE 代表・到生